読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ならそれでいいです

そろそろ優勝したい

俺より目の死んだ人間に会いに行く

2016年も着々と終わりに近づく今日この頃ですが、皆さん今年もダメでしたか?

ちなみに僕は全然ダメでした。ただ時間が経過しただけ。

最近ふと自分を一言で言い表すなら「時間が経過しただけの人」だなと思ってめちゃくちゃ落ち込みました。

自分の言葉に、殺される。

 

周りの歳が近い異常者たち、皆一様に変に子供っぽいけど老けてる顔なんですよね。

なんていうか表情筋が変に固まってる感じがするというか。

僕はこういった人たちのことを「おとなこども」と呼んでいます。そして当然ながら僕もその一員です。

さあ、おれたち一刻も早くおじいさんになってしまおう。

 

つい先日PCのディスプレイとアイホンが同じ日に割れてしまって、さすがにその日は一日ブルーでした。

PCディスプレイを割るのは今年3回目(理由は察してください)なのでどんどん感情が平坦になっていきますね。

割ることを想定して(???)画質には多少目を瞑って安めのやつを買ってるんですがそれでも本来不要なはずの出費は悲しい。

 

アイホンは今まで割ったことが一度もなかったんですが、なんていうかこれめちゃくちゃ不便ですね。

アップルストアに行く時間もなかなかないため年内はバキバキフォン状態で過ごす予定なので、僕と街中で遭遇したら「バキバキフォン見せて」と声を掛けてください。

 

「どなたですか?」とお返事します。

 

皆さんお待ちかね、今週の『怒り』のコーナー(今作りました)なんですが、今回取り上げるのは「インスタにアップされてる育児マンガ」です。

しーちゃん

しーちゃん

 

 

インスタグラム、皆さんやってますか?僕は一応アカウントだけ持ってて、他人の投稿見るだけが用途みたいな感じで活用してます(最後の投稿が夏)。

で、インスタにはオススメユーザー的なのの最新の投稿がワッと大量に見られるモードがあるんですよね。僕はそのモードが結構お気に入りだったんです。

理由は知り合いの知り合いぐらいの距離にいるブスの自撮りが大量に見れるからなんですけど。

 

けどですね、最近仕様が変わったのかやたら育児の中で起きたオモシロ(面白いとは別の意味を持つ言語です。文明人ならニュアンスを感じてください)エピソードや、恋人との馴れ初め(これにはオモシロすら存在しない)をマンガにしたものばかりがオススメされるようになったんです。

これがもう最悪で、つまらないだけならまだしも自虐風自慢的なものか或いは直球の自慢ばっかで不快なんですよね。ツイッターで見かける同種のものより遥かにクソ。

知らない人の娘息子彼女彼氏の自慢なんかいらないんです。


俺は照れながら背伸びしてるブスの写真が見てえんだよ!!!!!!!!

 

以上、今週の『怒り』のコーナーでした。次回は無いと思います。
ここからはいつも通り最近観たり読んだり聴いたりしたものの話です。

 

前回の記事を更新した翌日、下川氏と「君の名は。」を観に行きました。

これでお互い3回目で、全て一緒に観ているんですがこの関係性なんなんですかね?

 

僕らがこの映画を異常に好きなのは、僕らが「自身を通り過ぎていったものたちに未練がありすぎるオタク」だからなんですよね。

過去の間違った選択すら肯定してくれ……!と祈りながら映画を観てるんです。文字に起こすと余りにも救いがなさすぎる。

まあ僕らの惨状はともかくとして、精神加速させながらノリノリで観られる良い映画だなと思います。

 

9日は挫の物販で新宿ロフトスペシャの列伝でした。

対バンのポルカドットスティングレイはPV200万再生(凄すぎ)だし、ベンサムはリキッドでワンマンやってたりするらしいんで、そんなのを相手にして挫はいったいどうなっちまうんだ……?と思ってたんですがいつも通りでしたね。

 

ロックバンドという体で出てきて5曲中2曲がカラオケなのはおかしいと思います。

 

楽屋にまい泉のお弁当があったり、打ち上げでめっちゃデカいオムライスが出てきたりで「資本の力ってスゲえ!」と思いました(「資本」という言葉の捉え方が雑すぎる)。

この日が都内では年内最後の挫のライブだったんですが、来年も可能な限りやっていきたいという気持ちですね。オムライスにミートソースかかってたし。

 

あとこの日「列伝のステージパス貼ってる梶原ウケるな」と下川氏が写真を撮ってくれたんですが

f:id:kajiwaradesu:20161217112401j:plain

まあこの時点で最悪なんですけど

f:id:kajiwaradesu:20161217112422j:plain

完全にすべての感情が過ぎ去った顔をしていて我ながら可哀想だなと思いました。

目に光を宿してくれ。

 

少年検閲官」と「疾走」を読みました。

少年検閲官 (創元推理文庫)

少年検閲官 (創元推理文庫)

 

 

「少年検閲官」は焚書が行われている世界を舞台にしたミステリです。

同作者の「城シリーズ」よりもファンタジー度が濃いというか、あっちは雰囲気づけのためのファンタジー要素で、こっちは物語を構成する全てにファンタジー要素が絡んでるなあという印象でした。

そこそこ楽しく読めたんですけど、続編の「オルゴーリェンヌ」をすぐ読みたい!って感じではないですね。

「折れた竜骨」を読んだときにも感じたんですが、ファンタジーとミステリの掛算にそこまで魅力を感じないタチなのかもしれません。

 

 

疾走 上 (角川文庫)

疾走 上 (角川文庫)

 

 

「疾走」は高校生のときから大好きな作品で、何回読み返してもウワーッとなってしまいます。

ヒロインと再会してからの一連の流れとか凄すぎますね。毎回アオッ!と叫びながら身を捩る以外の手立てがなくなる。

重松清って良くも悪くも「良い話」を書く作家だと思っている(好きですけどね)んですが、この話はそのへんすっ飛ばして暗い熱オンリーで書かれてて圧倒されます。

間違いなく人生のベストのうちの一つで、これからも何度も読み返すことになるでしょう。超オススメです。

 

あと今月の20日に「美亜へ贈る真珠」の新装版が出るらしいですね。

美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)
 

何故か新装版のほうのリンクが貼れなかった(未発売だから?)んで旧版のほうを。

誰かに貸したままになってるんですけど、持ってる人いたら名乗り出てください(僕はよく貸し借りしたものがわからなくなる)。

 

まあ簡単に言うとSF作家梶尾真治の作品群から時間と恋愛を扱った短編を選りすぐったベスト盤的内容です。

黄泉がえり」「エマノンシリーズ」あたりは皆さんメディアミックスも含めて触れたことがあると思うんですが、短編もめちゃくちゃ良いのでオススメです。

収録作のなかでは「時尼に関する覚え書」が個人的にはお気に入り。

 

漫画の話をします。吉野朔実は「少年は荒野をめざす」しか読んだことなかったんですが、なんとなく買った「瞳子」めちゃくちゃ良かったです。

瞳子(とうこ) (ビッグコミックス)

瞳子(とうこ) (ビッグコミックス)

 

作者自身の体験を踏まえながら80年代後半の若者の暮らしを描いてる作品で、そのへんのカルチャー的なものが好きな人にはたまらないんじゃないですかね。

能天気ではないけど暗かったりジメジメしていたりするわけでもない、不思議な温度の漫画でした。

装丁もとても良かったので読むなら是非紙の方で入手してほしいです。

 

それからめちゃくちゃ嬉しいニュースがあって、なんと売野機子の短編集が年末年始に二冊連続刊行されるんですよ。

 

売野機子のハート・ビート (フィールコミックスFCswing)
 

今年はフィールヤングを中心にいろいろな雑誌で精力的に短編を発表していたのでまとまったものが出れば良いなあと思っていたんですが、この早さは望外の喜びです。

 

それぞれ表紙が発表されているんですが

 

めっっっっっちゃ可愛くないですか?もう最高ですよね?????

こんな表紙でたぶん内容はいつも通り刺しに来るタイプのだと思うんで、みんな70000000000冊買いましょう。

クリスマス前後は楽しみな漫画が多いので、この辺は年末に投稿する予定の年間ベスト的な記事で紹介しようと思います。

 

一応バンドマンなのでたまには音楽の話もしましょう。The Lemon Twigsというアメリカの新人バンドがとてもよいです。


The Lemon Twigs - As Long As We're Together

PVのセンスもめちゃくちゃ良いですね。その服どこで売ってんの?

めっちゃ雑にまとめると中期ビートルズとかペットサウンズとかの延長にいる音だと思うんですけど、いい意味でもっと馬鹿っぽくておもちゃ箱みたいなアレンジが素敵だなと思います。あとドラムを始めとして演奏も上手い。

それからこの二人兄弟なんですけど、19歳と17歳なんですよね。若すぎ。

僕ですか?24歳!!!

 


The Lemon Twigs - Live at Amoeba

ライブ中ギターとドラム交代してストラップの長さ合ってない感じとか良いですね。

弟(たぶん)のドラミングがキース・ムーンみたいで超イカしてます。

 

デビューアルバムのタイトルも最高です。「Do Hollywood」ってなんつうセンスなんだ。

Do Hollywood

Do Hollywood

 

 

 

年の瀬も数多くの素晴らしいものが世の中には蔓延っていて、僕は相対的にどんどんダメになっていく一方です。

 

だいたいこんな感じでーす。