ならそれでいいです

そろそろ優勝したい

一人で差すには大きすぎる傘

(ほぼ)毎日更新2日目です。自分で始めといてアレですが、そう毎日書くことがあるとは思えないので最終的に日記ではなくて詩や小説を日記に擬態させて書くようになる気がします。要は虚構、嘘日記です。

そもそも僕は子供の時分から空想がちでしたし、なかなかの嘘つきでもあるのでそのような文章を仕立て上げることは非常に容易いと思います。

そんな調子で今日の日記はどうでしょうかね。

 

今日は昼過ぎに起きて、パワプロをやってました。

サクセスやペナント、マイライフなどではなくてひたすらCPUと対戦し続けています。そこそこプロ野球に関心があるので、実在選手が出てくるだけで楽しい。

でも何年ぶりかにやったらかなり下手になってて落ち込みます。CPUに全然勝てなくなってしまいました。

 

というか打撃の操作感がかなり変わってませんか?タイミングが遅れがちなんですが、コツとかあるんでしょうか。

まあでも別に誰かと遊びたいとかそういう気持ちもないので、1日1試合ぐらいの感じでちょっとずつ上達していけたら良いですね。その前に飽きる可能性も非常に高いですけど。

 

そのあとバンドの練習でした。新曲が大体出来上がって良かったです。

帰りに本を買ったんですが、江國香織の本だと思ったら江國香織他総勢8名によるアンソロジーでした。けど半分読んだ段階でとても面白いので結果オーライですね。

19日に下北沢デイジーバーでライブがあるので、暇な人は来てくれたら嬉しいなと思います。

 

昼夜と連続して食事がそうめんだったんですが、そうめん良いですよね。しばらく飽きずに連打しそう。

飽き始めたらナスの味噌汁に肉味噌とそうめんを入れて、嘘担々麺にして食べます。 嘘料理は絶対店では食べられないので、レア度が高いです。みんな嘘をついてくれないから。

 

以上、日記でした。もしこの程度の内容すら虚構であるのなら、僕の実在は一体どこにあるのかという話になってきます。僕はここです。助かります。

 

 

『AIの手紙』を読みました。やる夫小説です。

前編:AIの手紙 前篇 – やる夫短編集 (,,^ー゚)<すさまじい程に! あしゅら編(WP版)

後編:AIの手紙 後篇 – やる夫短編集 (,,^ー゚)<すさまじい程に! あしゅら編(WP版)

まず宛もなく愛の手紙を書き始めるっていう冒頭からして最高ですよね。この作者さんは短編長編全部リリカルな魅力に溢れていてすごいなあと思います。

AA小説ってもはや忘れられた文明みたいな感じですけど、いまだに素敵な作品が誕生しているのでもっと目を向けられるようになったら良いんですけどね。

まあなんにも知らない人からしたら「なんでローゼンメイデンのキャラが全然違う設定の中で動いてんの?」となるし、ハードルが高いのかな。なんで、って知らんよそんなの。

 

感覚で楽しんでや。

 

 

 

漫画の話もします。『どこか遠くの話をしよう』はマジで最高です。もう表紙とタイトルからして最高。僕の「良さアンテナ」が即反応しました。「良さアンテナ」ってなんですか?

見ず知らずの舞台のはずなのにノスタルジックで人なつっこさのある異国感とか、そこに放り込まれたファンタジーの風味とか、そしてそれらを見つめ続ける暖かい眼差しとか、もうとにかく須藤真澄節全開なんですよね。

 

父の事故死をきっかけに物と会話が出来るようになった少女チロと、彼女の村に突然現れた言葉の通じない記憶を失った男プラティーノ。二人の心の交流を穏やかな田舎の村の美しい風景と共に描く暖かな導入を経て、上巻の後半部ではプラティーノの謎が明かされつつ「人はどこから来てどこへ行くのか」といった普遍的な問答が顔を出し始めて、そこでもう一度表紙を見たらタイトルに後頭部をぶん殴られました。

須藤真澄作品全般に言えることなんですけど、登場人物が良い人ばっかりでかつ全員善意で行動してるのに物語がグングン動いていくの凄くないですか?そんなこと普通あり得ないでしょ。 

完全な優しい世界だからこそ、そこに起こる悲劇のどうしようもなさみたいなのが引き立っているように感じるんですね。誰が悪いわけでもなく気持ちの行き違いが起こってその結果誰かが傷ついてしまう、というともすれば地味になってしまいそうな物語のプロセスも丁寧に丁寧に描くことによってカタルシスを孕むのだ。ということを再認識させられて、なおかつそれを柔らかな物語の雰囲気を崩さず成し遂げる作者の力量には感服するほかないです。

 

あともう絵が最高に可愛いです。なんならオッサンまで可愛いですからね。オッサンが可愛い必要あるのかはわからないですけど。須藤真澄先生は今作の主人公チロみたいな元気だけど少し弱いところもある田舎娘描かせたら天下一品だと思います。

可愛い絵と優しい世界と美しい物語で癒されたくなったら書店へGO。僕が毎日イライラしながらも人を殺さずに済んでいるのは須藤真澄作品のおかげです。まだ上巻だけしか刊行されてないんで『庭先案内』読みながら下巻を待つとか色々考えて生きてください。人間は考える葦なので。

 

 

だいたいこんな感じでーす。