ならそれでいいです

そろそろ優勝したい

正しくも悪くもありません。

めっちゃ久しぶりのブログなんですよね。なんでかというと働き始めたら休みの日は遊びたくなってしまって出掛けまくってるからなんですけど。もうインドアの看板は下ろします。いやでもこの三連休はほぼ家にいる予定なんで、もうちょっとインドア名乗らせてもらってもいいですか?

いろいろあった気がするんですけどそりゃ二ヵ月も経てばいろいろあって然るべきだろというアレがアレなんで、なんか印象深いアレをアレで。

 

えー、25歳になりました。まだ信じられないんですけどね、25。字に起こすとキツイにも程がある。こんな25歳見たことありますか?僕このまま誰も見たことのない30歳40歳になっていくんですか?なるべく早くおじいさんになりたい。そうしたらクソデカい洋館を買って、年中スーツ姿でロボットのメイドと暮らすんだわ。

で誕生日の翌日が挫人(くじきんちゅ)の手伝いだったんですけど、前日に下川氏から「カラオケオンリーでやるから菅さん呼んでないんだけど、代わりにドラムのとこにいてくれない?」って言われたんですよ。マジでなに言ってんのかわからなかったんですけど「なんなんだ……」と思いつつ適当に了承したんですよね。そしたら

 

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こうなって

 

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こうなりました。

 

いや、O-EASTって僕みたいな一応バンドやってる人間からしたらかなり上位の存在のステージなんですよね。単純にキャパ1300とかで普段演奏してるライブハウスの七、八倍のサイズだし。なんなら来月下川氏とイースタンユース観に行く予定だし。

新譜とてもよい

 

そこにこんな感じで立つのって意味不明というかなんというかで、「いつの間にか人生バグって裏ステージ入っちゃったのかな?」という気持ちでした。いやバグってるのはその通りなんですけど。

「全ての感情をオフにして立ってて」と言われたのでその通りにしていたんですが、なんかめっちゃ声援送られた(経緯をよく覚えていない)辺りで普通に笑ってしまったのが悔やまれます。あとメンバーが間奏中にこっち見て明らかに笑わせにくるのも地獄でした。

まあでも意味不明なりに楽しかったし、普段の何倍もの人から誕生日を祝ってもらえたので総合的に考えると100点でしたね。よかったよかった。

 

よかった話をもう一つすると僕がずっと細々と続けているSo Sorry,Hoboというバンドがあるんですが、デビューが決まりました。

ディスクユニオン主催のオーディションで合格したのです。来年上旬にCDとレコードが出ます。個人的にはレコードって物体としてデカくてウケるので嬉しいですね。

これについてはいろいろと書きたい気持ちもあるんですが、書けば書くほど野暮太郎になりそうなんでやめておきます。

まあなんていうかやめなくてよかったなあと。いくらでもやめるタイミングはあったと思うんですけど、僕もメンバーもマイペースというか鈍感というか愚かというかなんというかだったので。はい。

とにもかくにも来年の春ぐらいまではアルバムの制作が生活の中心になると思います。誰にでも好かれるようなものが作れないことは嫌というほど理解していますが、形容のし難い意味不明なものが作れる自信はあるのでそのようになっていければという気持ちです。

今までの25年間、絶対に正解ではなかったけど悪いものでもなかったんだなあ。と思ったり。 

 

あと実はもう一つオーディションに参加していて、そっちはカウントダウンジャパンの一般公募枠を決めるやつです。毎年やってるやつですね。岩井が「生存報告会」と評していて言いえて妙だなと思いました。

春に録音してから公開するタイミングが失われていた音源から一曲聴けます。

 

で、「このページにバンド側からのメッセージが載せられるので専用フォームから投稿お願いします」みたいな連絡が運営側から来たんですよね。上限1000字で。

でもライブ告知は別枠で出来るし、そうなると特に書くことって無くないですか?なので以下のような文章を送り付けました。

 

何を書いたらいいのか分からないので日記を書きます。

先週の話です。
その日ぼくは競餃で大負けし、その腹いせに安くて強い酒をドバドバ飲んだ結果ひどく酔っ払ってしまいました。
競餃というのは読んで字の如く餃子を走らせ、その着順を予想するという公営ギャンブルのことです。競馬や競艇には及びませんが、そこそこの人気と知名度を誇っています。少なくとも東京都三鷹市井の頭近辺ではそうです。そういう世界観です。

話を続けます。最終レースで有り金のほとんどを賭けた水餃子が第三コーナーを曲がり切れず転倒し、皮が破れて予後不良となった(スタッフが美味しく頂きました)ことはよく覚えていますが、そのあと競餃場近くの居酒屋になだれ込んでからの記憶は曖昧で、気が付くとぼくは自宅でベッドに倒れていました。そして目を覚ました瞬間にそれを目撃し、驚きのあまり酔いが吹き飛んだのでした。

そこには一辺一メートルほどある半透明の立方体が鎮座していました。「梶原様へ ご注文の品です。どうぞお楽しみください」と書かれた手紙が添えられています。
ぼくは恐る恐る立方体に触れてみました。立方体はぶよぶよとしつつも芯のある不思議な弾性を有していて、少し濡れてもいるようでした。

ぼくは少しの間じっとその立方体を見据えます。手紙の文面を信じるならば、これはぼくが泥酔状態のうちに所望した品とのことです。つくづく自分の酒癖が嫌になります。
それにしてもこれは一体なんでしょう。ぼくの乏しい知識の中には、この物体と紐づいてくれようなものは何一つありませんでした。
ふと、ぼくは自分の手から甘い匂いがすることに気が付きました。さきほど立方体を触った手です。試しに舐めてみると、それは匂いそのままに甘い味をしていました。シロップでした。
ぼくは上からぎゅっと立方体を押さえつけてみました。すると立方体からシロップがぴゅうぴゅうと吹き出しました。ここで初めてぼくはこの立方体がナタデココであることに気が付いたのでした。

ぼくの部屋に、おっきなおっきなナタデココ。ぼくはなんだかとても愉快な気分になって、力一杯ナタデココを抱きしめました。ナタデココは大きくへっこんで、そのぶん沢山のシロップを出しました。
しばらくすると部屋もぼくもすっかりべとべとになってしまいましたが、ナタデココはとても大きいので、いつまでもそうしていられるような気がしたのでした。

CDJ、出たいですね。

 

そうしたら「内容が不適切」とのことで掲載が見送られました。表現の自由ってなんだ。僕的には最後に無理矢理付け加えられた「CDJ、出たいですね」がダメだったんだと思います。嘘をつくな。

梶原笙とSo Sorry,Hoboはカウントダウンジャパン、カウントジャパン、カウパンを応援しています。

 

 

漫画ちゃん、漫画さん、漫画くん。大集合です。

 

ランウェイで笑って / 猪ノ谷言葉

ランウェイで笑って(1) (週刊少年マガジンコミックス)

ランウェイで笑って(1) (週刊少年マガジンコミックス)

 

一話をネットで試し読みしたらばりばりに仕掛けられたフックに引っ掛かり 、一巻が出るのがとても楽しみでした。

尖った天才のサクセスストーリーという大枠の作りは少年漫画っぽくあるんですが、演出とキャラがちょっと変でそこがとても良いですね。

そこそこ長い話になりそうな気もするので、じっくり追いかけたいです。

 

不滅のあなたへ / 大今良時

デカい船なんですよ。いや漫画なんですけど。でも船なんですよ。クソデカい船。

一、二巻がすごく静かで、なんなら地味と言ってしまってもいいぐらいだったんですけど、三、四巻で一段ギアが 上がった感じがします。

その要因はいろいろあるんですけど、一番は魅力的な登場人物が増えたことですかね。主人公の特殊な能力が作品自体の面白さと脇役のキャラの良さを強く結びつけているというのがとても面白いです。

それにしても大今良時面白すぎませんか?『マルドゥック・スクランブル』、『聲の形』、そしてこの『不滅のあなたへ』と全部別タイプの漫画を描いて、全部面白い。漫画のオバケ。

で、これはそんな漫画オバケの代表作になるんじゃないかなと思います。読んでいるといろんなタイプの感情が沸き起こる不思議な漫画です。

 

銀河の死なない子供たちへ / 施川ユウキ

ウェブでずっと連載を追ってはいたんですけど、こうやってまとまった形で読むとまた違った楽しみがあります。

とにかく作中で経過する途方もない時間の描写に圧倒されますね。ものすごくスケールの大きな事柄を上手く要点にクローズアップしながら説明する手際に作者の力量が感じられます。

無限の時間を生きるものと限られた時間を生きるものとの対比が、自分がどこから来た何者なのかという根源的な問いを滲ませてくるところも胸を撃ちますね。

「永遠の命」というある意味定番のテーマを掲げながら、作者特有のストレンジさでありきたりなものにはなっていない、施川ファンにはたまらない作品だと思います。

 

兎が二匹 / 山うた

兎が二匹 1 (BUNCH COMICS)

兎が二匹 1 (BUNCH COMICS)

 

去年かなり話題になっていた気がします。なんとなくタイミングが合わなくて読めずにいたんですが、やっと手に取る機会が訪れました。

正直に言うと主役二人にあんまり感情移入が出来ませんでした。あと作中で重要なものとして扱われている一つのパートが「こう来るんだろうな」という予想そのままで拍子抜けしてしまう、ということも読んでいてありました。

けどやっぱりラストシーンは物凄くて、そこを読んだ瞬間にこの漫画が絶賛されていた理由が分かった気がします。

刺さる人にはとても深く刺さるんだろうな、という感じの漫画ですね。

 

月曜日の友達 / 阿部共実

月曜日の友達(1) (ビッグコミックス)
 

まあこの人の漫画が面白いのなんてもう分かってるじゃないですか。新作もやっぱり面白いんですよ。とんでもなく。

絵がとにかく良くて。建物の異常な描き込みとか、記号的だけど生々しいキャラ造形とか。この辺はもちろんなんですけど、今作は色彩が非常に豊かなんですよね。

光の表現が特にヤバいです。夜中の学校が話の舞台になることが多いんですけど、月の光がプールの水面で反射する場面とか開いているページが実際に光ってるのかと思うぐらい眩しいんです。これは是非実際に読んで実感してほしいなと思います。

話のほうも今までの作品と比べて少し広い感じのある作中世界と、中学生の抱える閉塞感が上手い具合に不穏な空気を出していて新境地の感があります。オススメです。相変わらず登場人物は一人称小説の地の文かと思うぐらいに喋ります。最高。

 

映像研には手を出すな! / 大童 澄瞳

映像研には手を出すな! 2 (ビッグコミックス)

映像研には手を出すな! 2 (ビッグコミックス)

 

でまあここ二か月のベストはなんぞと聞かれるとこれになるんですよ。もうね、最高。凄すぎ。

一巻がもう非常に良くて、これは凄い漫画が始まったぞと思っていたんですが、二巻は一巻とはちょっと違う軸でこちらの期待を越えてきましたね。

一巻が創作の初期衝動とそれに付随するワクワク感についての話だとしたら、二巻は創作を続ける意思についての話だと思います。水崎ツバメにスポットが当たるこの巻の中でも、彼女がアニメーションを作るということに対しての思いを吐露する場面なんかは特に象徴的なシーンですね。

この漫画の凄いところは創作全てを応援するかのようなパワーが作品全体に迸っているところです。本当に読んでいて元気が出る。

一巻も二巻も名台詞がバンバン出てきて、なんというかここまで印象に残る言葉が出てくる漫画久々に読んだなあという気持ちです。みなさんも是非読んでお気に入りの台詞を見つけてください。

主役三人のキャラも本当に良いし、作中作の設定画の凝りようも最高で、ずっと読んでいたいなと思ってしまいます。超オススメです。

 

あとは『ロッタレイン』の二巻が相変わらずざわつくな、三巻もうすぐ出るけどどうなるんだろう。とか、『ルポルタージュ』の二巻はめっちゃまとまった「承」の巻だな。とか、『波よ聞いてくれ』は話の潮目が変わった感あるな。とか、『三月のライオン』はいよいよ主人公の影が薄まってきたけど相変わらず面白いな。とかそんな感じですね。

漫画はとにかく面白いものがバンバン出てくるので見逃さないようにアマゾンや書店をこまめにチェックしないとなあ、という気持ちです。

 

ちょっとだけ音楽の話をしておくと

ホラーズ

 

ナショナル

 

ウォーオンドラッグス

 

この辺りの新譜が全部良くてとても嬉しくなりました。どれも前作を二十歳ぐらいのときにめっちゃ聴いてた人たちなんですけど、ちゃんとそこからアップデートされたものを作っていてさすがですね。やっぱミュージシャンってすげえわい。ほっほっほ。

 

なんかよくわかんねえけど、やっていくぞ~~。

 

だいたいこんな感じでーす。